アマ科(Linaceae)はキントラノオ目に属する科の一つ。繊維と油を採るために栽培されるアマなどが含まれる。
クロンキスト体系ではコカノキ科などとともにアマ目としていた。
草本または木本で、250種ほどが世界に広く分布する(うちアマ属が200種近くを占める)が、日本に自生するのはマツバニンジン (Linum stelleroides) ただ1種である。そのほかアマ属とキバナアマ属の数種が帰化植物として見られる。
葉は全縁で細長いものが多く、互生。花は両性の虫媒花で、5または4数性、放射相称。花は大型で赤・黄・青など美しいため観賞用に栽培されるものも多い。
アマ属 Linum 節
アマ属 それ以外(Cliococca ・Sclerolinon ・Hesperolinon 含む)
2亜科に14属が属する[1]。