ニシン科(Clupeidae)はニシン目の科の一つ。世界のほとんどの海域に分布し、水産資源、食用魚として極めて重要な存在である。口は体の先端にあるか、やや上向きについている。歯の発達は悪く、プランクトン食性。少数の例外を除き、腹部に稜鱗をもつ。多くの種類は体長25cm未満。
4亜科に約50属200種が属する。
かつての体系では本科は次の6亜科に分けられていたが、2014年に上の4亜科に再編された。
次のような系統樹が得られている[2]。
Pellonulini
Anodontostomatini