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コバナヒメハギ ( Japanese )

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コバナヒメハギ Starr 070306-5117 Polygala paniculata.jpg
コバナヒメハギ(ハワイ)
分類APG III : 植物界 Plantae 階級なし : 被子植物 angiosperms 階級なし : 真正双子葉類 eudicots 階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots 階級なし : バラ類 rosids 階級なし : マメ類 fabids : マメ目 Fabales : ヒメハギ科 Polygalaceae : ヒメハギ属 Polygala : コバナヒメハギ P. paniculata 学名 Polygala paniculata L. 和名 コバナヒメハギ

コバナヒメハギ Polygala paniculata L. は、ヒメハギ科に属する植物。白くて小さな花を多数付ける。カスミヒメハギとも言う。

特徴[編集]

一年生草本で、草全体に芳香がある[1]。草丈は20-30cmほど、茎は下部から多数分枝し、細くて上の方には微毛が生えている。は線状披針形から線状長楕円形で、葉柄はなく、薄くて無毛、両端は尖り、主脈だけが明瞭。長さは1-1.5cmで幅は1-2mm。

はいつも咲いている[2]。総状花序は茎の先端から伸びて長さ2-4cm。花は白くて1mmの柄の先について長さ1-1.5mm。果実は楕円形で長さ1mm。種子は2個、長楕円形で黒く、表面に粗い毛がある。

分布と生育環境[編集]

沖縄に第二次世界大戦後に帰化。南アメリカ原産の植物だが、現在では世界の熱帯域に広く帰化している。低地の雑草としてごく普通に見られる[3]

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    道ばたの群落(沖縄)

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    一本の花序(ハワイ)

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    花序の拡大(沖縄)

出典[編集]

  1. ^ 以下、主として初島(1975),p.358-359
  2. ^ 池原(1979),p.96
  3. ^ 池原(1979),p.96

参考文献[編集]

  • 初島住彦『琉球植物誌(追加・訂正版)』,(1975),沖縄生物教育研究会
  • 池原直樹、『沖縄植物野外活用図鑑 第3巻 帰化植物』、(1979)、新星図書
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コバナヒメハギ: Brief Summary ( Japanese )

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コバナヒメハギ Polygala paniculata L. は、ヒメハギ科に属する植物。白くて小さな花を多数付ける。カスミヒメハギとも言う。

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