Anahita fauna is een spinnensoort in de taxonomische indeling van de kamspinnen (Ctenidae).[1]
Het dier behoort tot het geslacht Anahita. De wetenschappelijke naam van de soort werd voor het eerst geldig gepubliceerd in 1879 door Ferdinand Karsch.
Bronnen, noten en/of referentiesAnahita fauna là một loài nhện trong họ Ctenidae.[1]
Loài này thuộc chi Anahita. Anahita fauna được Ferdinand Karsch miêu tả năm 1879.
Anahita fauna là một loài nhện trong họ Ctenidae.
Loài này thuộc chi Anahita. Anahita fauna được Ferdinand Karsch miêu tả năm 1879.
シボグモ Anahita fauna Karsch, 1879 は、シボグモ科のクモの1種。網を張らず歩き回るクモで、コモリグモに似ている。この科では日本で普通に見られるのは本種のみである。
体長は雌で約10mm、雄では7-8mm。雌雄の性的二形は雄が雌より一回り小さい程度[1]。背甲は黄褐色で中央両側に濃褐色の縦筋模様がある。また両側縁沿いにも褐色の斑紋が並んでいる。背面は多少盛り上がり、前端は幅が狭い。眼は8眼2列だが、前後列とも後曲(側眼が中眼より後に位置する)が大きい為、前側眼が後中眼の横にあって、全体として2・4・2の3列になっているように見える。
歩脚も黄褐色で黒褐色の斑紋があるが、足の末端に近づくほど色が濃くなっている。腹部も黄褐色でやはり中央両側に褐色の縦筋斑があるが、後方では内側に矢筈状の切れ込みのような模様が出る。全体で見ると頭胸部から腹部にかけて、真っ直ぐに黄褐色の帯があり、それを両側から濃褐色の線が区切って見え、その後方では輪郭が波状になっているのが印象的である[2]。
和名は腹部の模様が絞り模様のようなまだらであることから[3]。古くは別名としてドクグモモドキがあった[4]。これは、この種がコモリグモに似ている為である(コモリグモ科はかつてドクグモ科の名であった)。
日本全土に分布。国外では韓国と中国から知られる[5]。平地から山地まで生息域は広い。市街地の公園から水田や農耕地周辺、草原、河原、林の中から林道沿いまで様々な環境で見られる[6]。
網を張らず、歩き回って獲物を探す徘徊性のクモである。地表や落ち葉の間を歩き回ったり、石や倒木の陰に潜んでいるのを見る。成体は5-9月に見られる。
卵嚢は袋状で、袋は二重構造。まず外の面を平らに作り、その上に壺状の内嚢を作り、その中に産卵する。卵嚢は落ち葉や草の上に貼り付け、雌親はそれを抱えるようにして守る。約一ヶ月で孵化する[7]。
本種の含まれるシボグモ属は日本では本種しか知られていない。同科としては他に2種あるが、いずれも分布は局地的であり、広く見られるのは本種だけである。シボグモ科は熱帯域に種が多く、大型種や有毒種を含む目だった科であるが、日本では本種がこれを代表している格好である。ただし、本種は日本のクモではとても古くから知られている種でもある[8]。
外見的に似たものにシボグモモドキ Zorea spimata があるが、これはミヤマシボグモ科に属する。はっきりした差としては前眼列の後曲が小さく、3列には見えない点が上げられる。
だが、より大まかに言えば、この種はコモリグモ科のものに似ている。外形もそうであるが、その動きもまたよく似ている。区別点としては目の配列が大きく異なる[9]。コモリグモ科では前列4眼は小さくて、後列4眼が大きく発達して強く後曲する。そのためやはり3列に見えるが、シボグモが2・4・2であるのに対してコモリグモ科は4・2・2である。なお、この両者は系統的にはかなり遠い。コモリグモは三爪類で、造網性から転じて徘徊性になったと考えられるのに対して、本種は二爪類であり、生粋の徘徊性と考えられている。