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センノウ属(センノウぞく、学名: Lychnis、和名漢字表記: 仙翁属)は、ナデシコ科の属の一つ。
センノウの名称は、昔、京都嵯峨にあった仙翁寺(せんのうじ)にあったことによるという。
花は集散花序をなす。萼片は合生して円筒形になり、10脈がある。花弁は5個で、舷部は全縁となるかまたは多裂する。雄蕊は10個、花柱は5個であるが、ときに2個または4個のものがある。
蒴果は先端から裂開し、蒴果の数は花柱と同数となる。
世界に約30種あり、日本には次の6種があるほか、多くの栽培種がある。ガンピセンノウやセンノウは古くから観賞用として栽培されていた。