Carassius gibelio gibelio
Carassius auratus gibelio
ギベリオブナ(学名:Carassius gibelio)は、コイ目コイ科に属する淡水魚である。
日本産のギンブナ Carassius gibelio langsdorfi の近縁種で、キンギョは中国で本種の色変わり突然変異個体であるヒブナ(緋鮒)から育種された観賞魚である[1]。
東アジアの温帯域が原産地。日本には元々いなかったが移入されて分布している。ヨーロッパにも食用に移入され現在ではアジア・ヨーロッパの温帯域に広く分布する。
最大で体長45cm、体重3kgになる。体色は普通は銀色だが金色や緋色の色変わりもある。
雑食性でプランクトン、ベントス、水草、デトリタスを食べる[2]。
中国などでは食用に養殖されている。